山口 長男|條

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DETAILS

カテゴリー paint
作家
山口 長男
技法
油彩・板
サイズ
20.1×30
制作年
1980
備考

共シール 「山口長男 作品登録会」油彩画登録証書 詳しいコンディションはお問い合わせください

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Artist Summary

山口 長男 Profile

山口 長男(やまぐち たけお、1902年11月23日 – 1983年4月27日)洋画家。
日本の抽象絵画の先駆者である。

京城中学時代から水彩画に親しみ、1921年に上京後、本郷洋画研究所や川端画学校で学ぶ。
翌年には東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学し、和田英作教授に師事。
​1927年に同校を卒業後、同期生の岡田謙三、荻須高徳らと上杜会を結成。​その後、佐伯祐三氏の影響を受けて渡仏し、パリでは彫刻家オシップ・ザッキンのアトリエに通う。
​この時期に立体派風の作品を制作し、抽象表現の基礎を築く。​1931年に帰国後は、二科展に出品し、抽象的な作風が注目され、​1938年には二科会会友となり、
吉原治良、桂ユキらと九室会を結成。​戦後は、1953年に村井正誠氏らと日本アブストラクト・アート・クラブを結成し、翌年には第18回アメリカ抽象美術展に出品。​
また、サンパウロやヴェネツィアのビエンナーレ展、グッゲンハイム賞美術展などの国際展にも出品し、海外からも高く評価される。
​1961年には芸術選奨文部大臣賞を受賞。​教育者としても活躍され、1953年から1974年まで武蔵野美術大学で教授を務める。
​限られた重厚な色彩で形象を厳しく追求した抽象表現は高く評価され、1980年には東京国立近代美術館で「山口長男・堀内正和展」が開催。